出生率と婚姻率の激減について

自己啓発

2021年2月22日に厚生労働省から発表された「人口動態統計速報」によると、2020年の出生数は87万2683人(前年比2.9%減)、婚姻数は53万7583組(前年比12.7%減)とのことです。

出生数は、5年連続で過去最少、婚姻数の減少率は70年ぶりの大きさだそうです。

昔の金八先生ではないですが、「人」は支えあって生きていると思うと、なんだかな~って気がします。

飲食店への一律6万円の給付を不公平だとするネットの書き込みなど、情報化社会の課題のひとつは誰もが思ったことを簡単に書き込めてしまうことかもしれませんね。

ネットの書き込みは、多くの批判や不満であふれています。スマホを見れば見るほど、殺伐とした世の中だな~と感じるようになってしまいます。アリババの創業者、ジャック・マー氏は、「わたしは、人々の不満の声を聞くと興奮する。あらゆる世の中の不満はいずれ誰かが解決する。それが自分だったらと考えるとわくわくする」と述べています。でも、すべての人がジャック・マー氏のように考えられるわけではありません。

意識していいニュース、元気になる情報を見ないと、どんどん気持ちが、落ち込んでいき、ステルス鬱が忍び寄ってきちゃいます。

今朝報道されている出生率と婚姻率に関するニュースは、コロナの影響があるものの、傾向として現象がみられるわけですから、根が深い問題だと言えるのではないでしょうか。

人が生まれ、生き続ける理由は、自分と同じくらい大切に思える人が周りにいるからではないでしょうか。

人は一人で生まれ、一人で死んでいくわけですが、生きてる間はひとりじゃないところに、人間としての生きる意味があるような気がします。

簡単に手に入りそうで、最も手に入らないものが、人との縁なのかもしれませんね。

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