アジアの雄、ジョン・ウー監督の実質的なハリウッドデビュー作にして、最大の衝撃作品だと思います。アジア人の監督が、ここまでおもしろい作品を創れるんだ～と、私の映画観が変わるくらいの衝撃を受けた作品です（シュリも衝撃的でした）。
両手拳銃の独特なアクションだけではなく、映像美、背景、テーマ、あらゆるものが1ミリの誤差に拘るほど綿密に組み上げられた作品と呼ぶにふさわしい映画だと思います。
ジョン・トラボルタ、ニコラ・スケイジの演技も魅力的です。
娯楽として見てもおもしろいのですが、単なるドンパチやるだけではなく、しっかりと人物とその背景が描かれているところに、ハリウッドのアクション映画とは一線を画しているように感じます。
最初から最後まで、とにかく見れば元気をもらえる映画です。
ぜひ、機会があれば、楽しまれてください。
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