SDGsは環境保護?環境ビジネス?

ビジネス

 福岡県北九州市では、過去の公害を顧み、SDGsに力を入れています。環境といっても、概念が幅広すぎて、自分事として考え、行動している方がどのくらいいらっしゃるか、わたしだけかもしれませんが、とても多数派とは思えません。

 なんとなくですが、SDGsのバッジをつけていらっしゃる方の言動をみても、パフォーマンスとして、企業広報として、といった感が否めません。

 菅総理は、2020年10月26日(月)の所信表明演説で、「温室ガス2050年までにゼロ」を掲げました。

 菅首相「温室ガス2050年までにゼロ」…初の所信表明「グリーン社会」に意欲 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 一部報道では、公道を走れる車は、近い将来、ハイブリッドまたは電気自動車のみに規制されるとされてます。これらの車の買い替え、取得には補助金や減税が実施される一方、ガソリンには一定のピグー税が課税されることが予想されます。

 ピグー税 – Wikipedia

 テスラ自動車が、時価総額でトヨタ自動車を上回るというニュースもありました。

 2020年7月7日(火)時価総額でトヨタ超え テスラの“実力”は?|おはBiz NHKニュース おはよう日本

 SDGsって、本気の環境保護というよりは、環境ビジネスをどの国が、どの企業が、どのように有利に展開させていくかの熾烈な駆け引きの劇場となっていきそうな様相をみると、現在のグローバル社会は何よりも経済が優先されてるな~と感じてしまいます。

 「コロナ対策<経済優先」の日本政府の思惑も駄々洩れで、だれもが感じているとおり、「命<金」の世の中になってしまっています。

 いつから、日本も、こんな国になってしまったんでしょうね。

 

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