わたしが大学生だったころ、落合信彦さんの「狼たちへの伝言」というタイトルの本が流行していました。いわるゆ意識高い系の走りだった気もしますが、多くの当時の学生が刺激を受けたことには間違いありません。
孤高のカッコよさ、群れない、ぶれない強さ、日本人の誇りなど、モチベーションをあげる自己啓発本としては夢中になれるような内容でした。
その息子である落合陽一さんを、いま、マスコミで頻繁に見かけます。お父さんほど過激ではないものの、世間を注目させるような発言はさすがだと思います。
人間は、思ってもないときに、予想していないときほど、大きな人生が変わるくらいの刺激を受けることがあります。
質より量。
現代社会はスピードの時代で、いかに効率よく時間を過ごすかという観点からは量より質が大切と思われがちですが、ケースバイケースで、個人的には量のなかから質が出てくると思っています。
この本は、機械では代替できない能力を持つ人材(クリエイティブ・クラス)として生きていくには、どのように社会に向き合うべきなのかといったテーマで、これからを生きるヒントが散りばめられています。
ポストコロナ、DXについて、何をすればいいのか、暗中模索にある方は、もしかしたら、やるべきことが見つかるかもしれません。
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